· 

魚見岳に「丸に十の字」が点灯しました!

指宿青年会議所が毎年取り組まれている、魚見岳の「丸に十の字」が、10月10日の「丸十の日」に点灯となりました。

丸十は、薩摩藩主であった島津家の家紋であり、指宿は江戸時代島津家の直轄地でした。現在の砂むし会館「砂楽」の周辺には、島津家の別荘が構えられ、島津家第19代当主光久も砂むしがお気に入りだったと伝えられております。天保14年に編纂された「三國名称図絵」にも砂むしの記述が掲載されており、指宿の発展にも深く関係しています。

そんな指宿で行われた行事の際に始められた「丸に十の字」の点灯。鹿児島を支えた島津家への敬意を表する意味に加え、今年は、丸十の家紋にまつわる説の中で「十字を切る呪符、厄除け」として、コロナウイルスの収束と穏やかな日々の訪れの願いが込められているとのことです。
通常であれば、指宿温泉祭の前後に点灯となる「丸に十の字」。今年は、残念ながら祭のほとんどの行事が中止となりましたが、現在検討が進められている花火大会の延期開催に向け、点灯されました。


まちに明るい希望の光を灯す「丸に十の字」。ぜひ指宿の夜をお楽しみください。

 

点灯期間:令和3年10月10日~11月30日

点灯時間:17:00~22:00

 

丸十の設営風景などが紹介されています。

指宿青年会議所  facebookはこちら
https://www.facebook.com/ibusukijc